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2014年06月30日

夜光貝のランプ

 夜光貝のランプを作成し,最近灯りをともしています。
幻想的で意外と安眠できます。

 いろいろな貝細工にも挑戦しようと思います。 

 


           
灯をともす前
 

          
 灯をともした様子
  


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2013年09月13日

加計呂麻のきれいな貝~ウミウサギ~

 昨晩は加計呂麻でも久しぶりの夕立があり,仕事が遅くなったのでテレビを見たりして,家でのんびり過ごしました。 

 今日は,うみうさぎ科のきれいな2つの貝を紹介します。

 まず,ウミウサギです。

 表面は光沢のある陶白色で,内面は濃厚な紫褐色です。名前のとおりウサギをイメージできる貝です。

 
ウミウサギ



 次は,セムシウミウサギです。

 タカラガイの形に似ていて,上下両端に小粒子がある。背面は乳白色無斑で,殻口上下端に紫紅色を微彩する。
 沖縄以南の浅い海で採れます。

 
セムシウミウサギ
  


Posted by kanchan at 14:09Comments(2)

2013年09月04日

加計呂麻のきれいな貝~タカラ貝3~

 台風17号の影響で釣りもできず,仕事の続きと釣り道具等の整理をしました。
 今回は前回に引き続いて,きれいなタカラガイの中から5つの小型タカラガイを紹介したいと思います。

 まず,ハナビラダカラです。
 殻は中央が膨れて左右に張り出しています。背面は乳白色で左右に黄色の花弁状輪郭があります。リーフの砂地でよく見かけます。

  
ハナビラダカラ



 次に,キイロダカラです。
 殻は,低平の面型状で,表層は黄色または淡黄色で底面も同様です。リーフの砂地でよく見かけます。

 
キイロダカラ



 次に,ハナマルユキです。
 殻は底縁著しく張り出し,背面は山形に高くなっています。周縁は漆黒色に輝きその中央部は欠文白斑が点彩される。リーフの先端近くでよく見かけます。

 
ハナマルユキ



 さらに,コモンダカラです。
 底面の中央両唇端に褐色斑を内彩するのが大きな特徴で,背面は淡褐色の地に白小点斑が密に散布しています。潮線下よりやや深い所に生息しているのであまり見かけることはない。

 
コモンダカラ



 最後が,ヤナギシボリダカラです。
 殻は細長く円筒状で,背面は淡肉褐色の地に縦の黒色細線が不規則に表彩されます。前後両端は橙彩され,底面は白色で両唇歯は小さく弱い。潮線下周辺に生息しています。

 
ヤナギシボリダカラ
  


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2013年08月31日

加計呂麻のきれいな貝~タカラ貝2~

 昨晩は,職場の仲間と瀬相のたづきに飲みに行きました。
 加計呂麻では数少ない居酒屋で,料理がおいしく人気の店です。 

 今回は,釣りに行けなかったので前回に引き続いてきれいなタカラガイの中から3つの中型タカラガイを紹介したいと思います。

 まず,ホシキヌタです。
 殻は卵形で,背面には下層に褐色の3広帯を透視し,大小の白点斑を散らす。底面は白色です。

 
ホシキヌタ



 次に,ヤクシマダカラです。
 背面は源氏香または梵字模様で埋められる。側面滑層上の黒点斑があり,僅かに底面の一部に達する。底面は淡肉褐色で平坦,両唇歯は褐彩される。

 
ヤクシマダカラ



 最後が,ヒメホシダカラです。
 殻は卵楕円形,背面には霞状斑が内彩され,その上に黒点斑を表彩し,中央またはやや左方に縦の継目状線が見える。両唇歯間は橙彩される。

 
ヒメホシダカラ




  


Posted by kanchan at 18:20Comments(2)

2013年08月19日

加計呂麻のきれいな貝~タカラ貝1~

 土曜日は久しぶりの大雨で釣りはできず,日曜日もジグに食らいついてきたのは,エソだけ。
 農家にとっては恵みの雨だったと思いますが,旧西方村の花天や管鈍での大雨には参りました。

 今回はきれいなタカラガイの中から4つの大型タカラガイを紹介したいと思います。

 タカラガイがきれいなのは,生体の時,外套膜で殻を包んでいて,表面は光沢ある滑層で形成されているからです。

 まず,ハチジョウダカラ
 背面に欠文白斑が散布し,中央より左方に1条の縦線が入る。安産のお守りとして,妊婦さんに握らせておくとよいといわれています。 

 
ハチジョウダカラ


 次に,ホシダカラ
 殻は卵形で,背面から両側面全部に帯白色の地に黒褐色の点斑を散布し,底面は白色です。

 
ホシダカラ


 続いて,ムラクモダカラ
 殻は大形狭長で質は厚い。背面は淡褐色の地に黒褐色の雲状斑を拡げ側面の点斑は粗く大きい。奄美大島が北限。

 
ムラクモダカラ


 最後に,タルダカラ
 背面は乳黄白色の表層下に褐色の4色帯を透視する。側面下部の周縁と底面は漆黒色です。
 
 
タルダカラ
  


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2013年08月14日

加計呂麻のおいしい貝~すいしょうがい科1~

 加計呂麻は釣りがいたるところでできますが,海が豊かなので貝も多くいます。

 今日は,すいしょうがい科の4つの貝を紹介したいと思います。

 まずは,スイジガイ
 6本の管状棘をもち,水の字に似ているのでスイジガイと名付けられたようです。
 防火のお守りとして,台所に置くとよいといわれています。

 
 
スイジガイ 左:幼貝,右:成貝


 次は,クモガイ
 7本の管状棘と殻頂部を入れて8本の腕をもつので,クモガイと名付けられたようです。管状棘が8~10本をもつめずらしいものもいます。
 昔から魔除けとして,家の門や出口に吊したり,置いたりしています。

 
クモガイ 左:幼貝,右:成貝


  
左:8本の管状棘をもつめずらしいクモガイ


 さらに,サソリガイ
 クモガイを小型にした感じで,さそりの形に似ているのでサソリガイと名付けられたようです。

 
サソリガイ


 最後が,マガキガイ
 大島北部では,トビンニャ(飛ぶ貝の意味),大島南部では,テラダ,テラジャなどと呼んでいます。
 岩場の砂地に生息しています。砂の上を跳びはねて移動するといわれています。

 
マガキガイ


 すいしょうがい科の特徴は,外唇下にくぼみがあり身がおいしいことです。下の写真で確認してみてください。

 
すいしょうがい科の特徴:外唇下のくぼみ
  


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