しーまブログ 釣り加計呂麻島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

2013年08月14日

加計呂麻のおいしい貝~すいしょうがい科1~

 加計呂麻は釣りがいたるところでできますが,海が豊かなので貝も多くいます。

 今日は,すいしょうがい科の4つの貝を紹介したいと思います。

 まずは,スイジガイ
 6本の管状棘をもち,水の字に似ているのでスイジガイと名付けられたようです。
 防火のお守りとして,台所に置くとよいといわれています。

 
 
スイジガイ 左:幼貝,右:成貝


 次は,クモガイ
 7本の管状棘と殻頂部を入れて8本の腕をもつので,クモガイと名付けられたようです。管状棘が8~10本をもつめずらしいものもいます。
 昔から魔除けとして,家の門や出口に吊したり,置いたりしています。

 
クモガイ 左:幼貝,右:成貝


  
左:8本の管状棘をもつめずらしいクモガイ


 さらに,サソリガイ
 クモガイを小型にした感じで,さそりの形に似ているのでサソリガイと名付けられたようです。

 
サソリガイ


 最後が,マガキガイ
 大島北部では,トビンニャ(飛ぶ貝の意味),大島南部では,テラダ,テラジャなどと呼んでいます。
 岩場の砂地に生息しています。砂の上を跳びはねて移動するといわれています。

 
マガキガイ


 すいしょうがい科の特徴は,外唇下にくぼみがあり身がおいしいことです。下の写真で確認してみてください。

 
すいしょうがい科の特徴:外唇下のくぼみ
  


Posted by kanchan at 14:50Comments(0)